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健康IQ ~賢く健康に生きる~

「がん」と言われた。心筋梗塞、脳梗塞を起こした。「生活習慣病」、「高血圧」、「糖尿病」を指摘された。 医師の立場から、患者になる前、患者になってから、少しでも長く健康で生きるにはどうすべきかを伝えられれば

「前の病院はひどくて。。。」は言わないが吉

小池仁です。

 

患者さんがよく言うのが「前の医者の文句」です。

これについてははっきりと、言わない方が良いと断言できます。それがあなたのためです。

 

文句を言う場合

1)前の医者が医学的に間違ったことをしていた場合

2)前の医者が医学的に正しい事をしていた場合

この二つの場合があります。

2の場合はもちろん、1の場合でも文句は言うべきではありません。

それはあなたがクレーマーとして認識されるからです。

 

文句を言う目的として

1)ストレス発散

2)前と比較して相対的に今は満足しているという意思表示

3)医者への牽制

 

1の場合。医療者に言うべきことではなく、大事な症状などを話す時間が減るだけです。

 

2の場合。たとえば「前の彼女はブサイクだったけど、君はそうじゃないから好き」と言われてもいい気はしませんよね。ましてや狭い医者の世界、知り合いの可能性はおおいにありますし、知り合いでなくとも他人事として聞くことはできず、気持ちの良いものではありません。

 

3の場合。「自分はしっかり言うべきことは言うからな!」ということでしょうが、それこそが言うべきではないのです。

 

ここでの医療コミュニケーションの大原則

「医者は放っておけばベストを尽くす」

 

前の病院の愚痴を言いたくなったら、友人や家族に話してすっきりしてください。

病院で医者と話しをできる時間は限られていると思います。

そこではより大事なあなたの困っていることを話してください。

勿論、前の病院でどういった治療・検査をされたかは重要な情報なので、ぜひ話してください。