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健康IQ ~賢く健康に生きる~

「がん」と言われた。心筋梗塞、脳梗塞を起こした。「生活習慣病」、「高血圧」、「糖尿病」を指摘された。 医師の立場から、患者になる前、患者になってから、少しでも長く健康で生きるにはどうすべきかを伝えられれば

結局は精神力?

小池仁です。

 

前の記事でも少し触れましたが

私の言う健康IQとは

 

健康IQ=医学リテラシー × 医療コミュニケーション力 + 精神力

 

と定義しています。

医学リテラシー、医療コミュニケーション能力については今まで触れてきましたし、字面からおおよその意味が想像できると思います。

では「精神力」とは何でしょうか?

 

「科学的に考えましょう!と言っておきながら結局は根性論か」と思われそうですが、ここで言う精神力とは第一に「人生観(死生観)」、第二に「忍耐力」です。

 

「人生観」とは、どのように生きたいか、どのように死にたいか。

たとえば「心臓移植」をしなければ死んでしまうという場合、あなたは移植を希望しますか?

「やらなければ死ぬんだからするしかないじゃないか!」という人もいれば

「死にたくはないけど、そこまでしてまで生きたくない」という人もいるでしょう。

 

心臓移植を希望しない人にさらに質問です。

「輸血」をしなければ死んでしまうという場合、あなたは輸血を希望しますか?

この質問には多くの人がYESと答えるでしょう。

しかしNOと答える人も少なからずいます。たとえばエホバの証人の方は宗教的に輸血を拒否します。

では「輸血」はOKだけど、「心臓移植」はNOという人は、どのように考えたのでしょうか。

 

それが「人生観」の一端です。

一度、あなたの「人生観」について考えてみてください。

「心臓移植」「肝臓移植」「腎臓移植」「輸血」

どこまでなら受け入れますか?

 

また家族とも相談してください。

 

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かく言う僕も免許証の裏の臓器提供にサインをし、「臓器提供意思表示カード」も持ち歩いているのですが、家族にその話をすると「死んでまで切られたくない」と言われてしまいました。家族といえど話してみないと分からないものですよ笑