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健康IQ ~賢く健康に生きる~

「がん」と言われた。心筋梗塞、脳梗塞を起こした。「生活習慣病」、「高血圧」、「糖尿病」を指摘された。 医師の立場から、患者になる前、患者になってから、少しでも長く健康で生きるにはどうすべきかを伝えられれば

患者になった時、どうやって調べる?

医学リテラシー

小池仁です。

 

引き続き、医療情報との接しかたについて。

もしあなたが病気について調べようと思ったときにどうしますか?

 

1)医者に尋ねる

2)関連するテレビを観る

3)関連する本を読む

4)患者経験者に尋ねる

5)インターネットで調べる

 

どれが一番「正確」な情報を得られるでしょうか。

 

僕の思う正確度の順が上の順です。

もちろん、ろくでもない医者、間違っているテレビ、偏った本、見当違いな患者経験者、玉石混交のインターネットとそれぞれに例外、欠点はあります。

ただ正確な確率については、この順番だと思います。

ここで医学の大原則について

医学とは確率論

これだけは覚えておいてください。現場で医者ー患者間でもっとも隔たりがあるのが、この点だと思います。今後、「医学は確率論」と頭の片隅に入れておけば医者との会話が驚くほどスムーズになります。

 

ここで本筋に戻ると、この問題も確率の問題です。

医者が正確な情報を与える場合が多い→医者の言うことを聞いてればいい。

ではないことは分かりますよね。一定の確率で医者も間違えます。

そのリスクを下げるには

1)自分でテレビ、本で調べる

2)複数の医者にかかる

3)できるだけ信頼できる医者を探す

 

などの方法があります。ここでも強調しておきたいのは

患者側の情報力によって左右される。

そのためにいかに情報をとるか、が大事です。

 

医学情報の見極めかたのコツを一つ。情報を見極める際に役立つ医学の大原則

医療行為に副作用あり

 

副作用なし!という治療を謳うものは確実に誤情報です。

たとえ市販の薬でも副作用はあります。逆に副作用がないものは、効果自体と断言できます。

 

「同じ病気のAさんが〜〜療法をしたけど、全く副作用もなかったし大丈夫」

これはどう考えられますか?

 

〜〜療法が安全と考えるか。

〜〜療法は副作用もないから効かないと考えるか。

では、あなたは〜〜療法をしますか?

 

答えは、「答えられない」です。

先ほど述べたように「医学は確率論」です。Aさんはたまたま副作用が出なかったのかもしれません。それが99%の人に出ないものか、1%の人に出ないものか判断できません。さらにAさんに出なかった副作用が致死的なものの可能性もあります。

 

今日は以上です。お大事にしてください